長野人のロードバイク日記。

長野市在住の初心者ロード乗りがスキルアップを目指し、日々精進していく記録

お勉強②。

2回目のお勉強は走行するにあたって耳にする用語について。

知っておくと便利かも?

 

・獲得標高

正しくはスタート地点と最高地点の標高差。

自転車の場合、累積標高のことを獲得標高と呼ぶことが多い。

 

・累積標高(高度上昇値)

上りのみの標高の総和。

 

・積算標高

上りと下りの標高の総和。

 

・標高差

最高地点と最低地点の差。

 

・勾配

水平距離100mに対して垂直距離が何m上がるかで表す。

水平距離100mで垂直距離1mだった場合は勾配1%となる。

道路勾配[%]=垂直距離[m]/水平距離[m]×100

 

ケイデンス

一分間当たりのペダルの回転数のことで、単位はrpmである。

一定の回転数で走ることでエネルギー効率が高くなる。

ロードバイクにおける平均的なケイデンスは80rpm~100rpmであり、90rpm前後が最も効率の良いケイデンスと言われている。

 

80rpm以下は低ケイデンスと言われ、速筋を使った漕ぎ方である。

速筋は短距離などの瞬発的な運動に使う筋肉で、糖質をエネルギー源とし、無酸素代謝を行ってエネルギーを生み出す。

しかし、エネルギーを生み出すとともに乳酸も生み出してしまうので疲労が溜まりやすいが、無酸素代謝のため心臓への負担は少ない。

 

100rpm以上は高ケイデンスと言われ、遅筋を使った漕ぎ方である。

遅筋は長距離などの持久運動に使う筋肉で、脂質をエネルギー源とし、有酸素代謝を行ってエネルギーを生み出す。

しかし、心臓に大きな負担がかかってしまう。

 

ケイデンスは筋肉に負担がかかり、高ケイデンスは心臓に負担がかかるという特徴がある。

 

ハンガーノック

ハンガーは空腹、ノックはノックダウンのノック。

したがってハンガーノックとは、空腹で動けなくなってしまうことである。

これは長距離スポーツで起こりやすい症状で、エネルギーが枯渇している状態(低血糖状態)が原因で起こる。

症状として、力が入らない、手足が痺れる、体が動かなくなる、頭がぼーっとする、意識を失うといった症状がある。

エネルギーが切れてしまうと、補給しても吸収するエネルギーがないため、早めの補給が大切である。

 

・DNF

Do Not Finishの略で、リタイアの意味。

 

DNS

Do Not Startの略で、スタートできなかった場合に使用する。

 

他にもまだまだありそう…

 

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