以前、サドルバッグの荷台化に成功しましたが、サドルバッグの上に物を乗せると垂れるのがどうしても気になっていました。
ということで、今回はサドルバッグに補強を入れてみます。
用意した材料は以下の通り。
・アルミ板 200×300 厚み2mm
(ホームセンター/998円)
・超極低頭小ねじ M4×16 ステンレス(ワッシャー・ナット入り)
(ホームセンター/6本入り/228円)
アルミ板は厚み1mmだとペラペラすぎるので、厚み2mmを選択しました。
まずはサドルバッグを採寸し、図面を起こしてみます。
無料のCADソフトをインストールし、調べながら図面を作成。
完成したものがコチラ。
それっぽく描けてる!?!?
図面を元にアルミ板にラインを引いていきます。
いい感じ!
まずは穴開けから。
穴を開ける部分に痕を付けます。
そこを6mmのドリルで穴開け!
上手くできた...
次にアルミ板をカットします。
ここで問題が...
アルミってどうやって切るんだ???
あまり経験がなく、とりあえずグラインダーでチャレンジしてみます。
ウィィィィィンンンン!!!
ガガガガガガガガガッ!!!
刃が入っていかず、上手くいかない...
やっぱりグラインダーじゃダメなのか...
インターネットで調べると、カッターナイフで傷をつけてペンチで折ると楽に加工できるらしい...
ウソ、ホントに...?
カットする箇所を何度かカッターで切込みを入れます。
アルミ板の両面に痕を付け、力を加えたり、ペンチでグリグリしたり。
簡単に折れた!!
3面とも同じ工程を繰り返し切断完了。
グラインダーで切断するより、絶対にこっちの方が楽だ!
最初から調べればよかった...
仕上げにグラインダーで角を丸くし、周囲と穴のバリ取り。
最後にサンドペーパーで周囲を軽く磨いて、とりあえず形になりました。
これをサドルバッグの内側に入れ込みます。
上面のネジ、ゴムひもを外し、バッグとプレートの間に差し込みます。
穴の位置を合わせてネジで固定していきます。
この時、使用していたネジ(10mmと12mm)は長さが足りないので、新しいものに変えます。
本当は14mmくらいがあればよかったのですが、16mmしか売っていませんでした。
取り付けた順番は、バッグ内部から
ネジ(16mm)→ワッシャー→[プレート]→アルミ板→[バッグ]→[プラパーツ]→ワッシャー→スプリングワッシャー→ナット→袋ナット
で取り付けました。
ネジが長すぎて袋ナットとスプリングワッシャーの間に普通のナットを挟みました。
完成形がこちら!
輪行袋を乗せてみると...
ピーーーン!!!
理想通りに出来ました!!
バッグの重量は少し重たくなりますが、気にしないことにします。
作った後に思いましたが、アルミ板は台形ではなく長方形にした方が加工もしやすく、重量も僅かですが少なくなるので、長方形の方がよかったかもしれません。
これにてORTLIEBサドルバッグの改造は完了!!
今回使用した材料
・アルミ板 200×300 厚み2mm → 1枚
・超極低頭小ねじ M4×16 ステンレス → 6本
・ナット M4 ステンレス → 6個
合計金額1226円
今回使用した工具
・プラスドライバー(短いもの)
・ナット締め付け工具(7mm)
・電動ドリル(6mm)
・カッターナイフ
・定規
・ペンチ
・グラインダー
・サンドペーパー
この状態に必要な材料
・カラビナ → 1個
・超極低頭小ねじ M4×12 ステンレス → 4本
・超極低頭小ねじ M4×16 ステンレス → 6本
・ワッシャー M4 ステンレス → 20枚
・スプリングワッシャー M4 ステンレス → 10枚
・ナット M4 ステンレス → 6個
・袋ナット M4 ステンレス → 10個
・三角吊金具15 鉄/ニッケルメッキ → 4個
・ゴムひも → 約1m
・コードストッパー → 1個
・アルミ板 200×300 厚み2mm → 1枚
合計金額2272円
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