長野人のロードバイク日記。

長野市在住の初心者ロード乗りがスキルアップを目指し、日々精進していく記録

獲得標高。

以前のライドで、

予めRide with GPSでルート作成

GARMIN Connect IQを介してルート取り込み

ナビゲーション開始、ヒルクライムポイントでClimbPro起動

ClimbProのゴール地点、斜度、獲得標高がおかしい???

という話を書きました。

 

実走して感じたのは、トンネルを通過する際にトンネル内ではなく、トンネル上の山に沿ってゴール地点、斜度、獲得標高が設定されている様子でした。

確かに閉鎖したルートラボからRWGに乗り換えた時も、獲得標高が高く表示されるなぁ、とは思っていました。

ということで、自分で少し検証してみます。

 

まずはサンプルルートの選定。

今まで走った中でトンネルが沢山あったなぁと思った場所...

乗鞍高原!! 

国道158号線「道の駅 風穴の里~さわんど第1駐車場」までのルートで検証します。

距離11.5km程、トンネル数は10本!!

下記、国土地理院の地図になります。 

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検証するツールは...

①Ride with GPS

GARMIN connect

③Route Hub

NAVITIME

の4種類。 

早速ルート引き♪

 

①Ride with GPS 

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GARMIN connect 

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③RouteHub 

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NAVITIME 

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各データを纏めてみると...

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GARMIN connectとNAVITIMEの獲得標高はまぁ近い数値。

RWGはそれに比べるとかなり多め。

RouteHubはどうなってんの...

 

もう少し検証するため、地点を絞ります。

親子滝トンネルを通過するとどうなるか。 

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上記で既に区間選択してある数値を纏めます。

NAVITIME区間選択機能がないため、トンネル区間だけで再度引き直し。

RouteHubは論外かな...

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この数値を見ると、、、

GARMIN connectとNAVITIMEはトンネルの中を通っている。

RWGはトンネル上の山肌を通っている。

という雰囲気。

というか、RWGは標高グラフが明らかに山を上っていますね...笑

 

等高線を読むと、トンネル上の一番高い地点が約1260m。

出口付近の標高が1017m。

引き算すると243m。

RWGの数値とズレてはいますが、RWGはトンネルを無視していると言っていいでしょう。

この道、実走したことがありますが、アップダウンはそれほど無かったので、GARMIN connectとNAVITIMEの信用性は高いです。

 

ということは、RWGで作成したルートをサイコンに入れた際、トンネルが絡むとナビがいらぬリルートをしたり、ClimbProの実用性が無くなります。

というかリルートもしたし、ClimbProも数値がおかしかったから検証したんですがね...

山のテッペンは行けないぜ...

GARMIN connectやNAVITIMEでルートを作成すればこの問題は解決!!

 

RWGをメインで使っていただけに残念な結果です。

まぁ、あまりナビ機能は使っていないので、とりあえずRWGのまま保留。

システム改善してくれたらいいなぁ...笑

 

今回のでもう一つ気なるのが、全区間で40mの差が付いたGARMIN connectとNAVITIME

どちらが正確なんだろうか。

やはり自国のNAVITIMEだろうか...